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JLab Epic Pods ANC。長所はバッテリーもちのよさ! 短所は「普通」すぎること?

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

JLabのワイヤレスイヤホン「Epic Pods ANC」。2025年末時点では日本JLab公式サイトではまだ取り扱われていないものの、本国アメリカではすでに展開中。価格99.99ドル(約1万5000円)で、イヤホンとしてはバジェット帯に位置します。最大の特徴はバッテリー持ちのよさ!

米Gizmodoがレビューしました。


昨今、新たなワイヤレスイヤホンをリリースしようと思えば、明確なアピールポイントが必要になります。市場に出ている数がめちゃくちゃ多いですから、ないと埋もれてしまいます。ユーザーそれぞれイヤホンに求めるものの優先順位は異なれど、音がそこそこよくて、ANCもそこそこで、見た目もそこそこなのは、まずスタートライン。このそこそこラインにバッテリー持ちガッツリというリクエストを加えると、JLabのEpic Pods ANCがオススメとなります。

ウリはバッテリー

最初にバッテリーのスペック数値を見たときは、誤植かな?と思いました。充電ケースなしで13時間、これANCありANCなしはなんと16時間です。充電ケース込みならANCありで50時間、なしで60時間(2022年にAudio-TechnicaのATH-CKS50TWがバッテリー持ちANCありで15時間だったので、過去最高ではないものの、それでもかなり長いです)。

実際、レビューしてみると公式宣言の数字は現実にかなり近いと感じました。音量65%程度でANCあり、3時間使用してもバッテリーほぼ減ってませんでしたから。価格を抑えてバッテリー重視したい人なら、この1点だけで買いだと思います。

音は普通

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Image: Raymond Wong / Gizmodo US

最大の特徴でありアピールポイントであるバッテリー持ちを除けば、Epic Pods ANCはいたって普通。悪くはないけどよくもない。音にパンチがないといえばそれまで。

比較的いいのは中高音で、クリアかつシャープな音が出ています。ジャズを聞くと満足度が高いと思います。個人的に好きなジャンル、グランジロックやフォークも悪くない。ギターが若干潰れてはいるものの、いい意味で荒さがあって嫌いじゃないです。これは、10mmドライバーと、コンパクトで十分な音量が出せるKnowlesのバランスドア−マチュアのデュアルドライバーによるところが大きいかと思います。

低音も悪くないものの、中高音ほど特筆するところなし。たとえば、同価格帯のSoundpeats Air5 Pro+のほうが、より自然でバランスのいい低音が出せると思います。つまり、この価格帯でもあともうちょっと出せば音がもっといいモデルはある。しかし、このバッテリー持ちのよさはない。どっちが自分にとって大事かという話ですね。

音でいうと、マイク性能はけっこういいです。通話テストで、相手に声が近くて聞きやすいと高評価されました。一方こちら側(サウンド)は、音量をちょっとあげれば問題なしという程度です。

ANCも普通

製品名にANCと冠しているわりには、ANCも普通なんですよね。というか、昨今あって当たり前の機能と言って過言ではないので、わざわざ製品名に入れちゃうと期待値は無駄にあがってしまうのですが…。それなのに、普通。サウンドと同じで悪くもないけど特筆するほどよくはありません。

イヤホン・ヘッドホンレビューでは、僕は必ずNYの地下鉄に乗りますが、現状、僕のANCトップはBose QuietComfort Earbuds (第2世代) で、当然比べものにはなりません。ただ、騒音をちゃんとブロックはしています

一方、ANCとセットで語られる外音取り込みモード、こちらは普通よりいいと感じました。モード発動時、カフェでコーヒーをテイクアウトしましたが、声もしっかり聞き取れました。クリアには聞こえませんが、99.99ドルのイヤホンとしては十分。外音取り込みは、他のイヤホンより上と思ってよさそう。

操作性や機能

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

操作はタッチやつまむ方法で、これは比較的うまくスムーズな作動だと思います。タップ感度がいいというわけではないけど、悪くもない。JLab専用アプリから操作とタスクを割り振り設定できるのですが、レビュー途中、デフォルトのタップからつまみ操作に設定を変えました。あ、つまりそういうことですね、タップ感度は悪くないけど、よくもないって

よくも悪くもないと言えないところが1つ。それはBluetooth接続。他のレビューではほぼ問題のないiPhone 17との接続が不安定というイライラが発生。何度も再接続が必要で、理想的な使用状況とは言えず。

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

機能面でいうと、プリセットイコライザーが数パターンあること、アダプティブANC(環境に応じて自動でノイキャン強度を調整)があることは高評価。一方で、ムービーモードやワークアウト機能という、あってもなくてもいいビミョーなものも(前者は背景音が強化されて意味不明だし、後者のインターバルアラームは、ワークアウトのアプリあるある機能なので別にイヤホンになくてもいいや)。それよりも、最近よくある、専用アプリでのイコライザーカスタマイズ用のヒアリングテスト機能があればよかったのにと思ってしまいましたね。

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

デザインはよくも悪くもないのですが、内部がスケルトンなのがちょっとした特徴です。サイズは少し大きめかな。プラ製の充電ケースは滑りやすくて、何度も落としてしまいました。

総評

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

レビュー全体を見ると非常に地味なのですが、悪くないイヤホンなんです。バッテリー持ちのよさをウリに、その他機能を全方位的にいい意味で普通レベルに持ってこれている上で、この価格。いいイヤホンですよ。たとえば、Nothing CMFならもうちょっと安いイヤホンがありますが、全方位的にはEpic Pods ANCの方が性能は上だと思います。

音重視なら他のイヤホンへ。バッテリー重視ならEpic Pods ANCおすすめです。

いいところ:バッテリー持ち、納得できる価格

残念なところ:音は普通も個性もない、ANCも普通、Bluetooth接続がときに不安定

Source: JLab

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